3社目の会社に転職してから5年ほどは安定的な日々を送っていました。現場での評価も上々で、下請けの立場ながらもチームリーダーを任されたりしました。
しかしその次に参画した案件は私には合わず、結果から言うと3ヶ月でギブアップしてしまいました。
その案件はシステムの新規導入プロジェクトで、業務要件のヒアリングという超上流工程からの参画でした。不慣れな工程ながらもお客さんとのセッションは何とかこなしていたのですが、ベンダー内の内部ミーティングになると、どうも元請けの社員の方々が厳しい人が多く、私に対するダメ出しが1時間くらい行われるようなことがしばしばありました。
また私と一緒に参画していた後輩が何名かいたのですが、彼らに対するダメ出しも私の教育不足ということで私が矢面に立って怒られていたため、だんだんと疲弊してきてしまいました。
そしてトラウマ・・・と言うと大げさかもしれませんが、以前休職した時と似たようなシチュエーションを私の脳が察知したためか、また不安感、焦燥感、早朝覚醒(3時くらいに目が覚める)などの症状が出てきて、出社してもまともに仕事が手につかないような状態になってしまったため、自社の上司に相談して退場させていただくこととなりました。
上司に対しては失望させてしまい申し訳ない気持ちがあり、自分でも不甲斐ない思いもあるのですが、一方では最悪の事態(休職や退職)に至る前に撤退することができたと前向きに捉えようと思います。そのお陰で今現在は自分に見合った案件で大きなストレスなく過ごすことができているので。
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